特 集 =いしづち眼科


●特集『いしづち眼科トピックス』

当院が実施している診療について、シリーズでご紹介してまいります。ぜひご覧ください。

・09月21日(金)いしづち眼科トピックス<その7>『前眼部OCTを追加しました.
・09月01日(土)いしづち眼科トピックス<その6>『エアーバリアーミニを追加しました.
・08月17日(金)いしづち眼科トピックス<その5>『アデノウイルス抗原検出デンシトメトリを追加しました.
・07月28日(土)いしづち眼科トピックス<その4>『ケラトグラフを追加しました.
・07月13日(金)いしづち眼科トピックス<その3>『実用視力を追加しました.
・06月29日(金)いしづち眼科トピックス<その2>『臨床研究を追加しました.
・06月15日(金)いしづち眼科トピックス<その1>『オルソケラトロジーを追加しました.



いしづち眼科トピックス<その1>
オルソケラトロジー

当院ではオルソケラトロジーを行っています。オルソケラトロジーは、夜コンタクトを入れて、朝はずし、日中は裸眼で過ごす方法で、いろいろなメリットがあります。 *オルソケラトロジーとは?

オルソケラトロジーによる障害も報告されていますが、ほとんどがケアが守れていない状態で起こっています。さらに、小学生・中学生のオルソケラトロジーについて、慎重に行う必要がありますが、ケアなどをしっかり守れるように、スタッフ一同丁寧に説明しています。 当院で装用している小学生・中学生は、日中裸眼で過ごせるために、非常に満足しているようです。特にスポーツをされる方など、裸眼でごろつきもなく「ボールやバトミントンのシャトルがみえる」と喜んでいるようです。適応については、前眼部OCTや涙液状態の確認など、最新の機器を用いて、確認しています。ご興味のある方は、予約制になっていますので、ご連絡ください。


いしづち眼科トピックス<その2>
■臨床研究■
モールド製法による定期交換型酸素透過性ハードコンタクトレンズの評価

現在、臨床研究として、新しい定期交換型ハードコンタクトレンズの臨床的有用性を検討しています。このハードコンタクトレンズは、ハードですが、モールド手法と言われる方法で、作成されたレンズで、型があれば比較的大量に作成することが可能なため、4枚1セットでお渡しし、3か月ごとで定期交換してもらいます。ハードレンズのデメリットだった、紛失の恐れや傷・蛋白付着によるレンズの不快感も、必ず予備があることや定期的に交換することで、軽減されます。当院では、臨床研究に参加される方で使用できます。ただ、臨床研究は、もともと当院で通院されているハードコンタクトレンズの方で、かつ6か月以上レンズを装用している方が対象です。ご興味がある方は病院にご連絡ください。
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いしづち眼科トピックス<その3>
実用視力

通常視力は、Cの形をしているランドルト環が開いている場所が見えるかどうかで判定します。しかしながら、この通常の視力はよくても、日常生活において見えにくいという方がいらっしゃいます。そのような、日常使用する視力(例えばパソコンを凝視したりするなど)を反映する実用視力を測定することができます。この実用視力を図ることで、実際使用する視力を把握することができ、ドライアイや老眼の早期発見が可能です。また、治療効果にも有効です。当院では、実用視力計を導入し、患者さんが実際感じられている視力を図っています。
実用視力計について ※外部サイト


いしづち眼科トピックス<その4>
ケラトグラフ

当院では、角膜、ドライアイ、結膜炎など、目の前のほう(前眼部)の診療に力を入れています。その中で、ドライアイをしっかり診断治療したいと思い、ドライアイの評価が可能なケラトグラフという機械を導入しています。このケラトグラフは、涙が目にたまっている量、涙の安定性、コンタクトレンズの観察(汚れなど)、マイボーム腺といわれる目の表面の脂を出す腺の観察など、ドライアイ診断に有用な目の情報を与えてくれます。治療後の効果判定にも有効です。とくにコンタクトレンズ装用中の目の渇きの原因を追究することに有効です。中国・四国地方ではまだそれほど導入されていないようです。写真はケラトグラフで観察したソフトコンタクトレンズの汚れです。

いしづち眼科トピックス:ケラトグラフ


いしづち眼科トピックス<その5>
アデノウイルス抗原検出デンシトメトリ‐分析装置

今年は、昨年ほど、アデノウイルス結膜炎は流行しておりませんが、とはいえ、一定数はあるようです。アデノウイルス結膜炎の検査の課題として、ウイルス検査の感度がそれほど高くないことでしたが、近年、検出する目印を大きくすることで感度を上げる技術が出てきました。当院でもその機械を導入し、アデノウイルスを検出していますが、従来よりもはるかに高くアデノウイルスを検出できています。早期に確実に診断し、感染拡大を予防することがこの病気には重要だと思います。

いしづち眼科トピックス:アデノウイルス抗原検出デンシトメトリ‐分析装置


いしづち眼科トピックス<その6>
エアーバリアーミニ

眼科において黄斑変性や黄斑浮腫といった病気に、硝子体注射を行うようになっており、当院でも行っています。しかし、硝子体注射は目の中に注射するため、環境中の誇りや菌が入ると炎症が起きてしまうので、本来ならば清潔な手術室で行うべきなのですが、大病院では症例数の増加により、手術室の使用が難しいこともあり、外来でできるといいと思っていました。外来などの処置室で行えると、患者さんの移動の負担が減りますし、メリットも多いのですが、外来の清潔度に関しては、不安が残ります。そこで、前職の愛媛大学に在職中に日科ミクロンという会社、共同して、外来でも手術室と同様の清潔度をもたらす、簡易型の局所型の空気清潔度向上マシーン エアーバリアーミニを開発しました。本機械をもちいることで、手術室と同様の清潔度が保たれており、安心して硝子体注射を行えます。当院でも置いており、外来で手術室と同じように高い清潔度のなかで処置が可能です。本機械が普及すると医療側も患者さん側も、負担が減ると思います。


いしづち眼科トピックス<その7>
前眼部OCT

OCTとは光干渉断層計という機械で、いろんな組織の断面図の撮影が可能です。通常は網膜の形を見ることで、いろんな網膜疾患の診断に有用です。そのOCTの「目の前版」として前眼部OCTがあります。角膜という目の表面の厚みや形を計測するのみでなく、隅角といわれる目の中の水が流れる場所を広さも測ることができます。前眼部疾患の診断にはとても有用です。当院でも前眼部OCTを使用して、角膜疾患や緑内障疾患の診断をしています。写真は、アマンタジンといわれるパーキンソン病の薬を内服した後に、角膜が腫れた(水疱性角膜症)の経過の写真です。薬をやめると角膜の厚みがもとに戻っているのがわかります。

いしづち眼科トピックス:前眼部OCT